みんなちがってみんないい

永遠の新規(激重)

オタク哲学的な何か

2015年、Twitterを始めとした情報社会である世界線でジャニオタを再発し、滝のように流れる情報量に慣れてきた頃から、
ずっと自分なりの応援の仕方とか向き合い方について残しておきたい、と思ってたので書いときます。
改めて自分の中の整理と、一部はこうありたいという思いや自戒も込めて!真面目だよ!


1.本人や公式から発信されたものだけを信じる

これは言われてる方も結構いらっしゃるし、文字通りの意味なんだけど。

いーーーーーっぱい情報があるなかで、結局なにを受け入れて、信じればいいのか。
何に対して自分の頭と心を使うのか、と言ったら、
私は「出発点が本人たちであるもの」だけを選びたい。
それ以外のものは、例え良い話であっても信じない。

…まぁチョロいオタクだから、良い話はうっかり喜びかけるけどね、
心がけとしては、良い話も話半分で聞くようにはしてる。

あと言うまでもないけど、そもそも悪意のあるやつ、テメーはダメだ。(斬)
内容を信じてなくても、その悪意自体にメンタルごりごり削られるので、
公式発信じゃないものには近づかない。情報源を辿らない。深追いしない。知ろうとしない。
そこに自分の心を費やさない。以上!


それから、選んだ情報の受け取り方、という点で言えば、
「真に受けすぎない」という風にはしています。

情報論的な話になっちゃうけど、内容云々に関わらず情報というものは伝達の過程でどんどん劣化していく訳ですよ。
ここで言う「劣化」は元の意味から変わってっちゃうってことだけど。
やってみるとわかるけど、単純な3センテンスくらいの文章でも5人とかで伝言ゲームすると、びっくりするくらい内容って抜けるし変わる。

それは同じものを見聞きしても、人によってバックボーンや思考が違う以上、受け取り方は違うし、
その状態から更に伝えるとなると、伝える側が意図しているか否かに関わらず、
各々の主観による何かしらのバイアスはかかってしまう訳です。


これってTwitterのコンレポなんかが分かりやすい例だと思うんですが、
(レポしてくださる方をdisる訳じゃないですよ!むしろいつもありがとうございます。おこぼれに預かっております!NEWSちゃんかわいい!←)
みんな同じひとつのものを見ているけど、
レポする方の担当によって切り取る場面が違ったり、その方の文章の書き方にも癖があったり、時間経過と共に忘れて抜け落ちる部分があったり、
さらには140字に収めるためにどうしても割愛しなきゃいけなかったりで、
同じ場面だけど書く人によって少しずつニュアンスの違うものができあがる訳じゃないですか。
それこそ、言ったセリフの語尾を「!」にするか「。」にするかだけでも受ける印象が変わったりとか。

だから、情報が伝わるってこういうことだよね、というのを、単純な事象としてすごく実感する。

コンレポとかは、そうやっていろんな視点で書かれたのを読むのが楽しかったりするし、
いろんな方のレポを読んで全体像をつかむ、みたいな作業を自然とするけど、
他のものを見る時もそういう視点を少し持っておいた方がいいな、と思っています。


正直ね、いろんなことの真実なんか当事者以外には誰もわからない訳で、
何人もの人を経由して私達の所に届く頃には、元の意味なんか何ひとつ残ってないことだってきっと、ある。

だから例えばコンサートとか、自分自身がその場にいて、直接見聞きするのが本来はベスト。
だけど全てそういう訳にはいかないから、公式のテレビや雑誌なんかから情報を受け取る訳だけど、
それらだって、全くそのまんまのニュアンスではないかもなーって可能性を折り込んでおく。

もちろん全て疑ってかかってる訳じゃないけどね。
窮屈になっちゃって全然楽しめなくなるし、基本99%はお気楽にいえーい!つって乗っかるけど!w
そういうことを、ちょこっと頭の片隅に置いとこう、とは思ってます。

 

2.公式なアウトプットは全て正として受け止める

私は基本彼らの出すものは全て「正しい」と思って受け取るようにしてる。

それは盲目的という意味ではなくて、彼らの出してくるものというのは、
彼らのスキル云々だけでなくて予算や時間や戦略やその他諸々の要因を引っくるめた状況の中で出された一定の「正」のはずで。
もしかしたら全員が納得していない事もあるのかもしれない。
でも表に出された瞬間に、それは「NEWSの」という看板を背負って放たれる。
彼らは内部でどんな事情を得て出された結果であろうとも「これが俺達のアウトプットです」と胸を張らないといけない訳で、
それが彼らの仕事であるならば、それを受け止めるのがファンの仕事かな、と思うから。

まぁ小難しく言ったけど、私はそのアウトプットを受け取って「正」であることを前提に、
「なぜそれが正となったのか」「どういう背景でその形になったのか」「それを正とするときに各々がどういう思いを乗せたか」
みたいなことを考えるのが単純に好きなんだよね…思考萌えだからさ…へへ…

当然、人それぞれ好みはあるから「みんながめちゃくちゃ盛り上がってるものが自分にはそれほど刺さらない」みたいなこともあるけど、
だからってそれを正じゃない!って否定していいものではなくない?っていうのもあるし。


だからね、思わず正しくない!って言いたくなる場面のひとつに
例えば、愛するが故に厳しくなる、苦言を呈したくなる、ってあるじゃないですか。
それもまぁ気持ちはわからんでもない。
ちょっと前までは私も、もっとこうすればいいのになぁ…と思うことがないこともなかった。

ただね。彼らがたくさんの男の子達の中から選ばれてデビューして、15年もちゃんと一線で活動し続けているということ。
それは彼ら自身が日々自分をバージョンアップし続けていないとできない所業だもの。
彼らは自分のこともメンバーのことも冷静によく見てるなぁと思うし、
だからの各々のストロングポイントもウィークポイントもちゃんと分かってると思うし、
きっと時に厳しく意見してくれるスタッフさんもいるんだと思う。

その上で、限られた時間とチャンスの中で優先順位つけて鍛え続けてる。
大きい事務所だけど、所属しているだけでひとりでに売れ続けることなんてないって事くらい、
ファンが分かってるくらいだから、本人達はより骨身に染みて分かってるだろう。
だから心配しなくていい、と思っているし、
その瞬間瞬間で彼らから発揮されるものがその時の全力であり正なんだと思うから、
私はそれを受け止めたい、と思う。

それに人伝にですが「褒めるのはファンがやってくれるから、スタッフは褒めるんじゃなくてダメ出しする」というスタッフさんサイドの話を聞いて、
つまり逆にファンの仕事は、どんなことでも彼らを褒めることだな、と思った訳です。私はね。
(出所はNEWSとは全然関係ない所ですが)


もうひとつ否!と言いたくなる場面としては、推され云々みたいな話が挙げられるけど、
これも正直「ビジネスである」という点で致し方なしということなんだと思うんですよ。。
利益を上げるために戦略がない訳ないし、逆に経営判断上どうしようもないこともある訳で。
それも中長期での戦略であれば、私たちに見える目先の事象だけ見たら、
なんで?!ってマイナスに映ることもいっぱいあると思うんだけど、
それもそれとして、先を信じて今を受け止めるしかない。

ぶっちゃけ、なんで?!って思いすぎてガチに具合悪くなったことあるから、
それを回避する意味でも、自分自身の中ではそうやって受け止めますが、
だからって指咥えて見てるのもアレなので、シレっとテレビ局に要望メールしたりはするけどね!あくまで丁寧にね!
これはもう、やれることやってくしかないよね。

 


…と、長々と書いてきたけど、あくまで私は、という話です。
ファンの数だけ哲学も応援スタンスも愛し方もあるし。

私は、ネガティブが死因になるんじゃないかってくらいネガティブだし、
心のキャパが激狭だから、
ある程度こうする!って決めて絞っておかないと振り回されすぎて心が死ぬので、
迷った時の自分用、という意味も込めて書いておきました。

正直これ書くに当たって、どうするのがいいのか、自分でもずっと考えてて。
情報を制限しすぎたり、受け取る情報について考えすぎてしまってオタ活自体が息苦しくなったり、
取捨選択すること=受け入れないものがあること=逃げなんじゃないかと悩んだりして
結局上げるのに数ヵ月かかってしまったんだけど。

究極、私自身が楽しく幸せになるために、明日がんばるために、推しを応援してる訳で。
彼らも恐らくアイドルというお仕事を頑張るのに、ファンからの声援を力の一部にしてくれてるのだろうし。

アイドルの彼らに与えられるものだけを受け取って、
ファンはそれに対して全力で喜ぶのがWin-Win、っていう単純なことでいいんじゃないか。
という結論に至りました。

普通の対人関係でも、そんなに相手の領域にずんずん踏み込まないじゃない。
相手がアイドルでも一般人でも、人との適切な関係や距離を保つためには、
相手が見せてない部分まで掘って見に行く必要はないし。
あれこれ言う必要もないし。

彼らはアイドルとして、私たちはファンとして、その役割を全うし、
それ以外の部分は各自がんばれ!って感じでw 一旦結論付けました!

また変わるかもしれないけど、今んとここんな感じでオタクやってくよ!